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it技術:雑記:全日空のシステムトラブルの教訓


全日空のシステムトラブルの教訓

全日空が搭乗システム障害の原因特定、接続の有効期限を設定ミス

2009/09/14に発生したトラブル
我らシステム屋としては、関係ないと思わず起きてしまった真相を知り、教訓として仕事に活かさないとね。

今回の件は、全日空では端末に入っている乗客の個人情報を社員や第三者が持ち出せないように暗号化する暗号化認証機能ソフトを用いていたが、その認証の有効期限が事故の日の2008/09/14 01:44で切れていたという単純ミスだったわけです。

このトラブルの背景には、サービス向上を急ぐあまりシステム開発のルールづくりが後回しとなった姿勢の甘さがあったようです。 全日空のシステム開発は、手順や作業方法、情報共有に統一ルールがなく、作業も一部の担当者だけで進められていた為に、システム上のコンピュータにどんな機能があるかや認証の有効期限など重要な情報を担当者しか知らない状態だった。

相互チェックや共有のルールがあれば今回のトラブルは防げたのではないでしょうか

入力日付の不正期間チェック

私の経験の中であった、設計時の見落としをテーマとして何点か書いてみます。

受注入力したデータをDWHに取り込もうとしたら、正常に取り込めないデータがあり、原因を調べてみると受注日が2080年だったり0080年とかになっていた。

日付としては正しいので、入力したままにデータ登録されてしまったわけです。
かといって、入力者を責めるわけにはいかないのでシステム側で対処する方法をプロジェクトリーダーと話し合った。

日付入力にて、システム日付の前後1年の場合は確認メッセージを出すようにした。
もしかしたら、1年を超えた日付で入力することもありえる為です。
それでも、2080年の場合にも確認メッセージが出てしまうのもどうかと思い、前後2年以上なら問答無用で不正エラーとするようにしました。

一応、設定にてチェック期間(12ヶ月、24ヶ月)を変更出来るようにしてあります。

案外こういうトラブルってありますね。
過去お客さんから入力したデータが出てこないって調べたら、2060年で入力されてた。
設計時の見落としってとこでしょうか


it技術/雑記/全日空のシステムトラブルの教訓.txt · 最終更新: 2017/04/02 16:58 by yajuadmin