it技術:雑記:コミュニケーション不足
コミュニケーション不足という最終兵器
問題があったプロジェクトの反省会をやると、問題の原因として「コミュニケーション不足だった」と言う人が多いと感じる。
そして「コミュニケーション不足」という言葉がすごく便利に扱われすぎて、本当の問題が隠れてしまう気がしてならない。
新人が先輩に質問を聞くことが出来ないでいる、先輩が忙しそうにしていて聞くのをためらう仕事が先へ進まない、先輩が聞きやすい雰囲気をもった方がいいとかね。
こんなこともコミュニケーション不足として企業として問題にあがるんだけどさ
そもそも先輩にすら聞くことが出来ないような人が、お客さんにどうして聞くことが出来ようかプログラムの技術的な部分なら、ネットの掲示板とか使えば解決するかも知れないけど、仕様のことをネットの掲示板で質問したところで解決なんかしないよね。
コミュニケーション不足を解決したら、すべてがうまく行くの?そんなことはないはずです。
先ず、個々の人が役割をきっちり果たせるようになることが大切だと思う。
以前、会社の勉強会で品質がテーマであったはずなのに、後半はコミュニケーション不足に話が切り替わってしまい、50人くらい集めて、テーマから外れた勉強会はうんざりでした。
もちろん、品質の一部にコミュニケーション不足が含まれないことはないけど、コミュニケーション不足の話に持っていかれると広すぎて時間内で話がまとまらないからね。
it技術/雑記/コミュニケーション不足.txt · 最終更新: 2017/04/02 16:58 by yajuadmin