it技術:設計時の見落とし:システム年月_締日
システム年月+締日
当時のプロジェクトでは、私の方でコードレビュー+検証をしておりました。
締日(1~31)と得意先コード範囲を入力し出力させる帳票があり、そのプログラムを10月1日に私の方で検証をしてみたわけですが「対象データがありません」とエラーになるわけです。
ソースリストを見るとシステム年月+締日となっており、仕様書もそのように記述されておりました。
そのプログラムは9月中に製造されておりテストデータも9月だけで作成されていた為、前月である9月では問題なく出力されていたわけです。
しかし、月が変わったわけですから、当然、対象データは抽出されてきません。
締日(1~31)だけしか入力項目が無いのでは、当月しか出力できないわけです。
特別な帳票というわけでは無いので、いつでも出力できるようにするべきです。
設計者に現象を伝え、年月項目を追加して初期値をシステム年月とするように提案しました。
it技術/設計時の見落とし/システム年月_締日.txt · 最終更新: 2017/03/26 10:20 by yajuadmin