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数学の歴史:メモ

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数学の歴史:メモ [2023/01/06 17:40] – [巨大な遠回り] yajuadmin数学の歴史:メモ [2023/01/07 14:46] – [巨大な遠回り] yajuadmin
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   * 5世紀〜7世紀にかけて、主にシリア文明圏に引き渡される(シリア・ヘレニズム)。イスラム教帝国によってこれらがアラビア語訳。   * 5世紀〜7世紀にかけて、主にシリア文明圏に引き渡される(シリア・ヘレニズム)。イスラム教帝国によってこれらがアラビア語訳。
   * 12世紀ごろから西欧に逆輸入(12世紀ルネサンス)。   * 12世紀ごろから西欧に逆輸入(12世紀ルネサンス)。
 +  * 12世紀ルネサンスでは、イスラム地域から数学書が数多くもたらされ、アラビア語からラテン語に翻訳された(大翻訳運動)。
 +  * 12世紀ルネサンス期以後の西欧では、数学の担い手の社会的階層が広がった。
 +  * 特に職人・商人階級を中心に計算術や代数学などの実用的な数学の需要が高まった。(アラビア数字や記法を積極的に採用)
 +  * イタリアでは「算法教師」が計算やアルゴリズム主体の数学を発展させ、イタリアにおける代数学の基礎を築いた。
  
-==== シリア・ヘレニズム ====+=== シリア・ヘレニズム ===
   * ネストリウス派(イエス=神人両性、431年エフェソス公会議で異端宣告)のシリア亡命。時のササン朝ペルシャ皇帝に歓迎される。   * ネストリウス派(イエス=神人両性、431年エフェソス公会議で異端宣告)のシリア亡命。時のササン朝ペルシャ皇帝に歓迎される。
   * 単性論者(人としてのイエスも神性、451年カルケドン公会議で異端宣告)。シリアで細々と修道生活しながらギリシャ文献のシリア訳。   * 単性論者(人としてのイエスも神性、451年カルケドン公会議で異端宣告)。シリアで細々と修道生活しながらギリシャ文献のシリア訳。
 +==== 西洋独自の発達 ====
 +  * ルネサンス期以降:ギリシャ以来の「総合的・演繹的数学」とインド・アラビア由来の「解析的・発見的数学」
 +    * これらを融合・統一する試み
 +      * 幾何学の算術化
 +      * 代数学の幾何学的な一般性と厳密性
 +    * ヴィエトの記号代数学
 +  * 運動の数学的記述への試み
 +    * 不可分者の概念
 +    * 瞬間の速度・曲線の接戦
 +  * 微分積分学の発見=微分積分学の基本定理の発見
 +    * 無限小算術の厳密化ではない
 +  * 19世紀西洋数学
 +    * 量から概念へ
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数学の歴史/メモ.txt · 最終更新: 2023/01/14 00:57 by yajuadmin