情報TV番組「ウェークアップ!ぷらす」の辛坊治郎さんがブータンに訪れた放送をしていました。
その中で辛坊さんが、「幸福 = 実現 / 欲望」と掲げておりました。
(分母の欲望が大きいほど、幸福感は得られない)
ブータンという国は「GNH(国民総幸福度)」を高める方策をとっています。
GNH(国民総幸福度)は、国の力や進歩を「生産」ではなく「幸福」で測ろうという考え方です。
「世界幸福度報告書2016-日本は本当に幸せな国? 国際幸福デー(3月20日)に寄せて」によると、2016年は日本は53位となっています。
物質的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさも同時に進歩させていくことが大事との考えです。
お金や物質的な成長を追い求めることは、本当に幸福のために役立つのか? 逆に、損なっていることはないか? と考えさせられます。
日本は先進国でありながら自殺者が多いです、欲望を求めたくなくても、周りの環境がそうはさせてくれないでしょう。そしてそのストレスは弱者に向かい、いじめなどに向かわせてしまう。
なぜ生きているのかなんて考えるのは豊かさゆえです、貧困国は生きたい、ただそれだけを思って生きているのです。
生きていることに無意味さを感じたなら、何か意味があって生かされてると思うしかありません。自ら世の中を去ることはないのです。