====== Spire.office ====== ===== 概要 ===== Spire.officeは、中国[[https://www.e-iceblue.com/|E-iceblue]]が提供するofficeの.NETコンポーネントの組み合わせです。\\ Spire.officeには、下記コンポーネントが含まれている。個別にダウンロードすることも出来る。\\ Spire.officeは[[https://www.e-iceblue.com/Introduce/spire-office-for-net.html|有償版]]と[[https://www.e-iceblue.com/Introduce/spire-office-for-net-free.html |無償版]]があり、無償版には機能制限があります。 ^コンポーネント^内容^無償版制限^ |Spire.Doc|Word ファイルの作成・読み・書き・変換・印刷・エクスポート|Wordファイルの編集は、500段落と25テーブルに制限されています。 \\ PDFファイルの変換は最初の3ページのみ。| |Spire.DocViewer|Word ファイルの表示・変換| | |Spire.XLS|Excel ファイルの新規作成・編集・変換|Excelファイルの編集は、ブックごとに5シート、1シートあたり200行に制限されています。| |Spire.Presentation|PowerPont ファイルの新規作成・編集・変換|プレゼンテーションスライドが10枚に制限されています。| |Spire.PDF|PDFドキュメントの作成・読み・書き・編集|PDFファイルの編集は、10ページに制限されています。| |Spire.PDFViewer|PDFドキュメントをストリーム、ファイル、バイト配列から読み込み| | |Spire.DataExport|Word/Excel/Access、html、PDF、DBF、SQLスクリプト、csv等の形式にデータをエクスポート| | |Spire.Barcode|バーコード用コンポーネント| | ===== FreeSpire.XLS ===== ==== PDF変換 ==== FreeSpire.XLS単体でNuGetで取得してPDF出力した場合、出力されたPDFには赤字で警告メッセージ [[https://www.e-iceblue.com/forum/evaluation-warning-the-document-was-created-with-spire-pdf-t4925.html |"Evaluation Warning : The document was created with Spire.XLS for .NET"]] が表示されていた。\\ 無償版で問題ないはずなんだが、FreeSpire.XLS をアンイストールして、FreeSpire.office をインストールしたら警告メッセージは消えた。もしかしたら、FreeSpire.XLS ではなくSpire.XLS だったのかも。 Workbook workbook = new Workbook(); workbook.LoadFromFile(@"D:\test.xlsx", ExcelVersion.Version2010); workbook.SaveToFile(@"D:\result.pdf", FileFormat.PDF); ===== FreeSpire.PDF ===== FreeSpire.PDFのバージョン 10.2.0以降から印刷メソッドが削除されました。 ===== Spire.Barcode ===== ==== バージョン ==== Spire.Barcode は、QRコードのバージョンはサポートしていない。\\ QRコードのバージョンは、3つのパラメータ(QRCodeDataMode、QRCodeECL、テキストの長さ)に応じてカウントされるので、パラメータを変化させながらバージョンが異なることになります。\\ [[https://www.e-iceblue.com/forum/qr-code-settings-t6170.html|QR Code Settings]]