it技術:web開発
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it技術:web開発 [2020/03/05 09:56] – [ASP.NETアプリの起動を高速化(ウォームアップ)] yajuadmin | it技術:web開発 [2022/02/18 10:15] – [HTMLカラーコード] yajuadmin | ||
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===== IISのバージョンとWindows OS ===== | ===== IISのバージョンとWindows OS ===== | ||
- | ^OS^IIS^ | + | ^サーバーOS^クライアントOS^IIS^ |
- | |Windows Server 2016|IIS 10| | + | |Windows Server 2019| |IIS 10| |
- | |Windows Server 2012 R2|IIS 8.5| | + | |Windows Server 2016|Windows 10|IIS 10| |
- | |Windows Server 2012|IIS 8.0| | + | |Windows Server 2012 R2|Windows 8.1|IIS 8.5| |
- | |Windows Server 2008 R2|IIS 7.5| | + | |Windows Server 2012|Windows 8|IIS 8.0| |
- | |Windows Server 2008|IIS 7.0| | + | |Windows Server 2008 R2|Windows 7|IIS 7.5| |
- | |Windows Server 2003|IIS 6.0| | + | |Windows Server 2008|Windows Vista|IIS 7.0| |
- | |Windows 2000|IIS 5.0| | + | |Windows Server 2003| |
+ | | |Windows XP|IIS 5.1| | ||
+ | |Windows 2000| | ||
===== HTMLカラーコード ===== | ===== HTMLカラーコード ===== | ||
- | [[http:// | + | * [[http:// |
+ | * [[https:// | ||
===== 画面レイアウト(Bootstrap) ===== | ===== 画面レイアウト(Bootstrap) ===== | ||
行 118: | 行 122: | ||
ASP.NETアプリケーションは初回のページ呼び出しがあった時に、アプリケーションの初期処理(ビルドなど)が実施されます。そのため、ファーストユーザーがページにアクセスした時に遅いと感じることがあります。 | ASP.NETアプリケーションは初回のページ呼び出しがあった時に、アプリケーションの初期処理(ビルドなど)が実施されます。そのため、ファーストユーザーがページにアクセスした時に遅いと感じることがあります。 | ||
+ | IIS 8.0 で標準搭載された Application Initialization機能を有効にしておくと、起動時にIISがアプリケーションを呼び出しておいてくれます。そのため最初のユーザーがアクセスした時の体感速度を向上させることができます。 | ||
==== Application Initialization ==== | ==== Application Initialization ==== | ||
IIS は、既定でサービス開始直後にワーカープロセスを起動しません。ユーザーからのリクエストを受けてからワーカープロセスを起動し、その中で ASP.NET の初期処理などを行っています。結果、最初にリクエストを行うユーザーは、通常時と比べて応答に時間がかかる (初期化が完了するまで待たされる) こととなります。 | IIS は、既定でサービス開始直後にワーカープロセスを起動しません。ユーザーからのリクエストを受けてからワーカープロセスを起動し、その中で ASP.NET の初期処理などを行っています。結果、最初にリクエストを行うユーザーは、通常時と比べて応答に時間がかかる (初期化が完了するまで待たされる) こととなります。 | ||
行 123: | 行 128: | ||
この初回リクエストにかかるコストを軽減するための機能として Application Initialization が提供されており、自動的にワーカープロセスを起動させる機能と、仮想的な要求を内部的に発行し、該当の初期化処理を事前に終わらせる機能、の組み合わせで実現されています。\\ | この初回リクエストにかかるコストを軽減するための機能として Application Initialization が提供されており、自動的にワーカープロセスを起動させる機能と、仮想的な要求を内部的に発行し、該当の初期化処理を事前に終わらせる機能、の組み合わせで実現されています。\\ | ||
[[https:// | [[https:// | ||
- | |||
- | IIS 8.0 で標準搭載された Application Initialization機能を有効にしておくと、起動時にIISがアプリケーションを呼び出しておいてくれます。そのため最初のユーザーがアクセスした時の体感速度を向上させることができます。 | ||
==== 設定 ==== | ==== 設定 ==== | ||
行 151: | 行 154: | ||
* [[https:// | * [[https:// | ||
|アプリプールのリサイクル後にasp.net mvc webappをウォームアップするにはどうすればよいですか?]] | |アプリプールのリサイクル後にasp.net mvc webappをウォームアップするにはどうすればよいですか?]] | ||
+ | * [[https:// | ||
==== 調査 ==== | ==== 調査 ==== | ||
IIS applicationInitializationリクエストは内部で行われるため、W3Cログには表示されません。 | IIS applicationInitializationリクエストは内部で行われるため、W3Cログには表示されません。 | ||
- | ただし、Initializer.aspxページでリクエストを確認し、ユーザーエージェントを確認すると、「IIS Application Initialization Preload」が表示されます。 | + | ただし、Initializer.aspxページでリクエストを確認し、ユーザーエージェントを確認すると、「IIS Application Initialization Warmup」か「IIS Application Initialization Preload」が表示されます。 |
<code csharp Initializer.aspx> | <code csharp Initializer.aspx> | ||
行 243: | 行 247: | ||
これでも駄目なら、ソリューションファイルとプロジェクトを一から作り直す。 | これでも駄目なら、ソリューションファイルとプロジェクトを一から作り直す。 | ||
+ | ===== リソースが見つかりません ===== | ||
+ | POSTを使用すると、「リソースが見つかりません」というエラーが表示されます。\\ | ||
+ | GetSQLDataのコントローラーが見つからないか、IControllerを実装していません。 | ||
+ | |||
+ | 原因としてコントローラーの指定が間違っている。 | ||
+ | |||
+ | <code javascript 例> | ||
+ | postAjax(' | ||
+ | ↓ | ||
+ | postAjax('/ | ||
+ | </ | ||
===== 発行先だと動作しない ===== | ===== 発行先だと動作しない ===== | ||
Visual Studio上のWebブラウザでは動作したが、発行した環境ではエラーになる。\\ | Visual Studio上のWebブラウザでは動作したが、発行した環境ではエラーになる。\\ |
it技術/web開発.txt · 最終更新: 2022/10/28 10:22 by yajuadmin