it技術:データベース:postgresql:運用
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it技術:データベース:postgresql:運用 [2019/08/04 11:14] – [WALアーカイブからのリストア] yajuadmin | it技術:データベース:postgresql:運用 [2019/08/06 11:17] – [max_wal_size] yajuadmin | ||
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行 111: | 行 111: | ||
* [[https:// | * [[https:// | ||
+ | ==== wal_keep_segments ==== | ||
+ | バックアップ後にpg_logに下記のエラーが発生 | ||
+ | < | ||
+ | 2019-08-06 02:18:35 JST ERROR: | ||
+ | 要求された wal セグメント * はすでに削除されています。 | ||
+ | </ | ||
+ | |||
+ | 対処として、wal_keep_segmentsをゼロ以外の値に設定する。\\ | ||
+ | これは、ストリームの危険性が追いつかなくなるのを防ぐためです。\\ | ||
+ | ただしpg_basebackupを使用する場合は、 – checkpoint = fastも忘れないでください。\\ | ||
+ | https:// | ||
+ | |||
+ | < | ||
+ | # | ||
+ | ↓ | ||
+ | wal_keep_segments = 128 | ||
+ | |||
+ | backup.bat の見直し | ||
+ | pg_basebackup -U postgres -D " | ||
+ | ↓ | ||
+ | pg_basebackup -U postgres -D " | ||
+ | </ | ||
===== データベース初期化 ===== | ===== データベース初期化 ===== | ||
==== 全てのデータベース初期化 ==== | ==== 全てのデータベース初期化 ==== | ||
行 323: | 行 345: | ||
よって、不要なWALアーカイブの削除は手動で行うこととする。\\ | よって、不要なWALアーカイブの削除は手動で行うこととする。\\ | ||
※postgreSQLサービスを再起動すればリカバリが実行され、recovery.confはrecovery.doneになります。 | ※postgreSQLサービスを再起動すればリカバリが実行され、recovery.confはrecovery.doneになります。 | ||
- | ==== WALアーカイブからのリストア | + | ==== WALアーカイブからのリカバリ |
+ | リストアとリカバリとは区別しないで使うときもあるが、今回は分けました。 | ||
+ | |||
+ | * リストアはバックアップデータを、バックアップを取ったときと同じ状態に物理的に復元すること | ||
+ | * リカバリはリストアしたデータに何かの処理をして最新の状態や正常な状態に復旧させること | ||
=== PITRの仕組み === | === PITRの仕組み === | ||
PITR(Point In Time Recovery)は、WALレコード適用によるリカバリが前提となっている。 | PITR(Point In Time Recovery)は、WALレコード適用によるリカバリが前提となっている。 |
it技術/データベース/postgresql/運用.txt · 最終更新: 2024/04/24 11:07 by yajuadmin