電池
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電池 [2021/12/31 11:25] – [半固体電池(粘土状の電解液)] yajuadmin | 電池 [2022/09/17 11:26] – [電池] yajuadmin | ||
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日本は電池技術に関しては世界トップを誇っている。\\ | 日本は電池技術に関しては世界トップを誇っている。\\ | ||
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+ | 日本の電池産業が危機的状況にある。\\ | ||
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+ | 日本が全個体電池に選択集中した結果、3年後には存在価値がなくなってしまっている。このままでは全個体電池に行くまえに消滅してしまう。 | ||
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+ | ^地域別生産能力推移(GWh/ | ||
+ | ^2020年^2025年見込み| | ||
+ | |日本|22|39(+17)| | ||
+ | |米国|47|205(+158)| | ||
+ | |欧州|66|726(+660)| | ||
+ | |中国|182|754(+572)| | ||
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* [[https:// | * [[https:// | ||
* [[https:// | * [[https:// | ||
+ | * [[https:// | ||
+ | ERESTAGE LAB]] | ||
=== 種類 === | === 種類 === | ||
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==== 全樹脂電池 ==== | ==== 全樹脂電池 ==== | ||
- | APB(All Polymer Batteryの略名で造語)と呼び、部品点数が少なくて済むバイポーラ積層型のリチウムイオン電池で正負極や電解質といったリチウムイオン電池を構成する主要部材をすべて樹脂化したものとなります。\\ | + | APB(All Polymer Batteryの略名で造語)と呼び、部品点数が少なくて済むバイポーラ積層型のリチウムイオン電池で正負極や電解質といったリチウムイオン電池を構成する主要部材をすべて樹脂化(ゲルポリマー)したものとなります。\\ |
ブルームバーグの報道によると全樹脂電池のコストは従来より9割も減少すると説明しています。 | ブルームバーグの報道によると全樹脂電池のコストは従来より9割も減少すると説明しています。 | ||
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電解液をゲル状にするだけなので、今の設備を変えずに電池が作れる。 | 電解液をゲル状にするだけなので、今の設備を変えずに電池が作れる。 | ||
- | *.[[https:// | + | |
- | * [[https:// | + | * [[https:// |
+ | ERESTAGE LAB]] | ||
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世界初、高い安全性を示す次世代電池「半固体電池」の実用]] | 世界初、高い安全性を示す次世代電池「半固体電池」の実用]] | ||
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=== 関連企業/ | === 関連企業/ | ||
* 山形大学森下准教授 | * 山形大学森下准教授 | ||
- | * (株)大阪ソーダ | + | * [[http:// |
* (株)BIH | * (株)BIH | ||
- | ==== 半固体電池(粘土状の電解液) ==== | ||
- | 粘土状の電解液を用いた。 | ||
- | === 主な用途 === | + | ==== 半固体電池(電極にセラミックス |
- | + | 電極にセラミックスまたはクレイ(粘土)を用いつつ電解液を採用したのが半固体電池となります。\\ | |
- | === 実用化 === | + | |
- | + | ||
- | === 関連企業/ | + | |
- | * [[https:// | + | |
- | * フォルクスワーゲン | + | |
- | ==== 半固体電池(電極にセラミックス) ==== | + | |
- | 電極にセラミックスを用いつつ電解液を採用したのが半固体電池となります。\\ | + | |
高温実装対応と高出力・放電持続性を兼ね備えていることが特徴です。 | 高温実装対応と高出力・放電持続性を兼ね備えていることが特徴です。 | ||
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* [[https:// | * [[https:// | ||
* [[https:// | * [[https:// | ||
+ | * [[https:// | ||
+ | * フォルクスワーゲン | ||
==== リチウム空気電池 ==== | ==== リチウム空気電池 ==== | ||
空気中の酸素(正極活性物)とリチウム金属(負極活性物)が化学反応することで電力を生成する。\\ | 空気中の酸素(正極活性物)とリチウム金属(負極活性物)が化学反応することで電力を生成する。\\ | ||
行 342: | 行 350: | ||
* [[https:// | * [[https:// | ||
+ | * [[https:// | ||
==== バイポーラ型鉛蓄電池 ==== | ==== バイポーラ型鉛蓄電池 ==== | ||
バイポーラ構造を持った鉛蓄電池で材料コストの低減に加えて、体積あたりの容量の向上によりエネルギー密度を従来の鉛蓄電池比で約2倍に高めることでリチウムイオン電池に匹敵する充放電特性を持ち、消費電力あたりの単価は50%以下となった。 | バイポーラ構造を持った鉛蓄電池で材料コストの低減に加えて、体積あたりの容量の向上によりエネルギー密度を従来の鉛蓄電池比で約2倍に高めることでリチウムイオン電池に匹敵する充放電特性を持ち、消費電力あたりの単価は50%以下となった。 |
電池.txt · 最終更新: 2022/09/17 11:37 by yajuadmin