電池
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電池 [2020/11/25 02:10] – [水系リチウムイオン電池] yajuadmin | 電池 [2020/12/13 12:17] – yajuadmin | ||
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+ | === 開発目標値 === | ||
+ | 体積エネルギー密度:400Wh/ | ||
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+ | ^電池種類^体積エネルギー密度^ | ||
+ | |リチウムイオン|520Wh/ | ||
+ | |ニッカド|110Wh/ | ||
+ | |ニッケル水素|195Wh/ | ||
+ | |鉛蓄電池|82Wh/ | ||
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+ | 2020年時点で目標値自体はリチウムイオン電池よりも低い、2025年時点でも全個体電池市場は小さい、2035年に市場が大きくなる。 | ||
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=== 種類 === | === 種類 === | ||
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==== 全樹脂電池 ==== | ==== 全樹脂電池 ==== | ||
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==== リチウム空気電池 ==== | ==== リチウム空気電池 ==== | ||
空気中の酸素(正極活性物)とリチウム金属(負極活性物)が化学反応することで電力を生成する。\\ | 空気中の酸素(正極活性物)とリチウム金属(負極活性物)が化学反応することで電力を生成する。\\ | ||
- | これまでのリチウムイオン電池は電池内に正極活性物と負極活性物を備える必要があるが、正極活性物は大気中の酸素を使用することから電池内をほぼ負極活性物が占めることができるため、コスト削減のほか、発生するエネルギー密度の大幅増につながり、その重量あたりのエネルギー密度はリチウムイオン電池と比べて5倍以上になる。 | + | これまでのリチウムイオン電池は電池内に正極活性物と負極活性物を備える必要があるが、正極活性物は大気中の酸素を使用することから電池内をほぼ負極活性物が占めることができるため、コスト削減のほか、発生するエネルギー密度の大幅増につながり、その重量あたりのエネルギー密度はリチウムイオン電池と比べて5倍以上になる。\\ |
+ | サイクル寿命が50回と短いのが欠点だが、それを改善する方法が発見された。しかし、サイクル寿命を伸ばすと電池容量を減らす必要がある。サイクル寿命と電池容量はトレードオフの関係である。 | ||
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=== 用途 === | === 用途 === | ||
電池.txt · 最終更新: 2022/09/17 11:37 by yajuadmin