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it技術:dotnet:インストーラーの作成

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it技術:dotnet:インストーラーの作成 [2020/07/28 16:07] – [カスタム動作にデータを渡す] yajuadminit技術:dotnet:インストーラーの作成 [2020/10/26 10:45] (現在) – [サービスのインストール] yajuadmin
行 157: 行 157:
 例 /TargetDir="[TARGETDIR]\" 例 /TargetDir="[TARGETDIR]\"
  
-=== Error 1001 === +==== Error 1001 ==== 
-インストール】\\+=== インストール ===
 インストール時に「Error 1001」によりインストールできない。\\ インストール時に「Error 1001」によりインストールできない。\\
 原因としてCustomActionDataプロパティに「/TargetDir="[TARGETDIR]"」と末尾の"\"を除外したため。※二重引用符を外して末尾の"\"を除外した場合はエラーにならない。\\ 原因としてCustomActionDataプロパティに「/TargetDir="[TARGETDIR]"」と末尾の"\"を除外したため。※二重引用符を外して末尾の"\"を除外した場合はエラーにならない。\\
行 164: 行 164:
   * [[https://stackoverflow.com/questions/5008675/msi-installer-cannot-find-installstate-when-using-custom-action-with-parameters|MSI Installer cannot find InstallState when using custom action with parameters]]   * [[https://stackoverflow.com/questions/5008675/msi-installer-cannot-find-installstate-when-using-custom-action-with-parameters|MSI Installer cannot find InstallState when using custom action with parameters]]
  
-アンインストール】\\+=== アンインストール ===
 アンインストール時に「Error 1001 savedState 適合しないデータが含まれており...」によりインストールできない。\\ アンインストール時に「Error 1001 savedState 適合しないデータが含まれており...」によりインストールできない。\\
  
-原因は不明、GeekUninstallerツールで強制的にアンインストールしたからかも。\\+原因は不明、[[https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/geekuninst/|GeekUninstallerツール]]で強制的にアンインストールしたことで整合性が一致しないのかも。\\ 
 + 
 +下記の方法でログを出力することはできる。[[https://docs.lansa.com/14/ja/lansa022/content/lansa/vldtool19_0030.htm|msiexec.exe コマンドライン・オプション]]\\ 
 +エラー箇所 returned actual error code 1603 
 +<code> 
 +msiexec.exe /X "Setup.msi" /L*V "C:\Temp\msilog.log" 
 +</code> 
 対応として、例外エラーが出ても先に進めることを利用して例外エラーをスキップさせる。 対応として、例外エラーが出ても先に進めることを利用して例外エラーをスキップさせる。
  
行 184: 行 191:
 End Sub End Sub
 </code> </code>
 +===== Setup.msiとSetup.exeの違い =====
 +setup.exeは同梱のsetup.msiを実行するように作られており、msi からはフォローアップできないいくつかの処理(必須コンポーネントの.NET Framework のランタイムやWindowsInstallerの特定バージョンのインストールなど)をexe側で行う仕組みになっている。
 +
 +Windows Installer がインストールされてないとmsiファイルが認識できないので、その場合はsetup.exeからの実行が必要となります。\\
 +現状Windows OSではWindows Installerが標準でインストールされているので、Setup.msiのみで良い。
 +
 +  * [[http://bbs.wankuma.com/index.cgi?mode=al2&namber=42432&KLOG=73|setup.exeとxxx.msiの違いは何なんでしょうか?]]
 +  * [[http://nhiron.blog.jp/archives/1017697672.html|msiとsetup.exeのはなし]]
 +  * [[https://kaorun.hatenablog.com/entry/20151219/1450511313|今、あらためて確認するWindows Installer(MSI)の基本]]
 +
 +===== アップグレードインストール =====
 +Product CodeとProduct Versionは変更して、Upgrade Codeへ変更しない。\\
 +RemovePreviousVersionsプロパティをTrueにして、以前のバージョンを削除するようにしておく。
 +
 +  * [[https://dobon.net/vb/dotnet/deployment/upgrades.html#section4|セットアッププロジェクトによるアップデート]]\\
 +  * [[https://www.civil-design.net/index.html?main=https%3A%2F%2Fwww.civil-design.net%2Ffree%2Fcoach%2Fdev%2Fwi%2Fwi_upgrade.html|Windows インストーラ講座 - アップグレード(バージョンアップ)の考え方]]
 +
 +visualstudioinstallerでは、PackageCodeは見当たらない。 PackageCode = ProductCodeが既定と考える。
 +
 ===== サービスのインストール ===== ===== サービスのインストール =====
 何も設定しない場合、「サービス ログインの設定」のダイアログ画面が表示される。\\ 何も設定しない場合、「サービス ログインの設定」のダイアログ画面が表示される。\\
it技術/dotnet/インストーラーの作成.txt · 最終更新: 2020/10/26 10:45 by yajuadmin