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it技術:システム開発:教える技術

文書の過去の版を表示しています。


教える技術

行動科学の教える技術

作業者教育の標準化という中にある、教える際に「カンとコツが伝わっていない」という記述。
教える際、知識ばかり教えてしましますね。
「カンとコツ」を教えるのは難しいですが、これは参考書にないもので、
その人が経験してこないと教えられないものなので、こういうものを教えられるようになるといいですね。

以前、読んだ「行動科学の教える技術」という本に書いてありました。
仕事を教える内容を「知識」と「技術」に分類する
「知識」とは、聞かれたら答えられること。
「技術」とは、やろうとすればできること。


「うみの言葉」で部下を育てよう

ほめても叱っても部下は育たない

上記サイトにある「うみの言葉」とはなにかというと
「う」:受け入れる
「み」:認める
ということを指しています。

私は、ほめるのも叱るのも苦手です。余程ひどくないと叱りません。
なので、いつも相手を受け入れる認めるという、まさに「うみの言葉」で接してきていたと思います。

相手の考えについては、「おお、そう考えるんだ。なるほどねえ~」と受け入れます。
そして、起きたことをまず認めます。
その上で、改善点をどうしていくかを考えていきますね。

部下からなめられてしまうのではという恐れがありますが、仕事が出来る人という評価を社内から得られていれば、なめられることはないでしょう。

X理論とY理論

某TV番組で最高益の会社ということで、ネッツトヨタ南国を取り上げていました。(トヨタの顧客満足度調査トップを維持するディーラーでもあります。)\
ネッツトヨタ南国 社長訪問

ここは自動車ディーラーでありながら、ショールーム内に新車の展示がなく、そのスペースには、お客様がリラックスできるための大きな喫茶になっています。
女性の販売員さんは、高級ホテル並みのマナー指導を受けているなど、顧客満足度を大切にしています。
また、営業ノルマも排除しており、営業マンは顧客宅をまわり車の点検などで何かをセールするという意識は薄くしているようです。

他に営業ノルマ撤廃で話題になったところに、資生堂がありますね。

この放送で取り上げられていたのが、X理論とY理論でした。
ダグラス・マグレガー X理論とY理論について

ウィキペディアを引用すると

X理論:

「人間は本来なまけたがる生き物で、責任をとりたがらず、放っておくと仕事をしなくなる」という考え方。

Y理論:

「人間は本来進んで働きたがる生き物で、自己実現のために自ら行動し、進んで問題解決をする」という考え方。

X理論とY理論で調べていて、分かりやすいと思ったのが下記サイトです。
スチュワーデス塾 X理論とY理論

X理論Y理論
性悪説で指導する性善説で指導する
減点法で指導する得点法で指導する

北風と太陽の童話で説明すると
北風は、旅人のマントを強い風で、無理やり脱がそうとします。
太陽は、旅人を内から温めて、同じようにマントを脱がせようとします。
太陽のように、内側から温めてマントを脱がす方法、つまり、自然とやる気を起こさせる方法をY理論と呼びます。
一方、北風のように力や権威をもって、部下に仕事をさせる方法がX理論となります。

アメのムチという点では、ケースバイケースで使い分けが必要かと・・・
部下は性善説か性悪説か?

it技術/システム開発/教える技術.1491141570.txt.gz · 最終更新: 2017/04/02 22:59 by yajuadmin