====== 設計書の作り方 ====== 日経SYSTEMSを定期購読しているのですが、2007/11号の特集が「意図が伝わる 設計書の作り方」でした。 ===== 1.想定外の解釈はむしろ当然一つの誤解が手戻りを招く ===== * "行間"はいらない、価値ある情報もノイズに * こんな設計書はいらない 3点 \\ 1. 全体像が分からない \\ 2. 標準が書かれていない \\ 3. 設計変更の理由がどこにもない ===== 2.読み手を混乱させる元凶は情報の不足、余計な内容、表現のミス ===== * 情報の不足対策 \\ クラス図の表記法を守る、擬似コードまで記述する、読み手ごとに不足を確認する * 余計な内容対策 \\ 読み手に必要な情報のみ記述する、図や表を使って単語で表現する \\ 運用設計を1カ所に切り出す * 表現のミス対策 \\ 「ローマ字」や「以上」を使わない、場面ごとに「標準」を示す、\\ 用語集以外の単語を使わせない ===== 3.機能要件設計書だけで20種類、役割を知り、書き方をつかむ ===== * 画面設計 \\ 画面の構造は物理的・論理的に示す * 業務プロセス \\ シナリオにボタン名やタブ名を書かない * データ設計 \\ マスタ系と更新系を明確に分ける ===== 参照:設計に関すること ===== * [[http://www.ipa.go.jp/sec/softwareengineering/reports/20080710.html|発注者ビューガイドライン]] * [[http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060829/246616/|意図が伝わる設計書作成の心得【第4回】]] * [[http://www.st.rim.or.jp/~k-kazuma/SD/SD611.html|設計とは何かを正しく理解する]] * [[http://homepage2.nifty.com/cat-chy/cp/specification.html|仕様書の書き方]] * [[http://iwatam-server.dyndns.org/software/devintro/deathmarch/deathmarch/x131.html|仕様書と設計書]] * [[http://www.kaimei.org/note/mag/siyou.html|技術者のための仕様書の読み方と書き方]] * [[http://satoshi.blogs.com/life/2004/09/post.html|日本語とオブジェクト指向]] * [[http://www.thinkit.co.jp/free/project/4/7/1.html|結合テストと総合テスト]]